人の死、というものに初めて触れたのはいつのことだったろう。
確か、中学生の時に祖母が亡くなった時、初めて「死」というものをリアルに感じた気がする。
悲しいとか、寂しいとか、そんな言葉ではいえない虚脱感で、ただただ泣いていた。
信じたくないリアルな死、高校3年生の夏、父親が亡くなった時、
夢であってくれと思い、死という局面に対峙した時、自分の無力さを知った。
今でも、蝉がなき始める夏になると、あの日、あの晩のことが頭を過ぎる。あの時の感情も蘇る。
絶望だとか、そんな言葉が似合いそうなワンシーン。悲壮。あの時の心は。
そして、今年の6月。
自分のテレビマン人生において欠かせない人が、この世を去った。
体調が悪いことは以前から知っていた。長くないことも本人の口から聞いていた。
僕が今の仕事を始めた時、面接してくれた人も、その人。
ある日、突然、「今日から古川、ディレクターね」と笑いながらディレクターにしてくれた人も、その人。
カッコイイ大人でした。ビリヤードが共通の趣味で、僕がキューを買おうか悩んでいたら、
次の日、ポンと僕にキューを渡してくれた。
「出世払いでいいよ」笑いながら渡されたキューは今でも大切に使っている。
もちろんお金なんか払っていないし。恩返しも何も出来ていない、無念です。正直、悔しい。
僕がストファイのチーフになった時、
「古川がチーフなんて世も末だな~」と笑って言ってくれた顔も、もう見れない。
映像に対して真剣な人、働く人の心がわかる人、何より父のような存在の人…
数年前まで、ストリートファイターズのプロデューサーでもあった北村さん、
本当にたくさんの「ありがとうございます」です。
頑張っていくことが、恩返しだと思っています。
合掌。


コメント (1)
気持ちが大人になっていくっていうのかな・・・ 沢山の方からもらった 気持ちに『感謝』するとき・・ その人を 想ってる 古川さんが大人の階段のぼっているから かな? 子供だったら 絶対 想わないし・・・ その 想いをストファイで 頑張っている 後輩 スタッフに・・・夢に向かっている 彼ら(彼女ら)に 古川さんがやさしくされた数だけ やさしく してあげてくださいね。 古川さん自身も 自分の身体に少しでもやさしく お仕事されますように・・・番組を通し 応援していますね!! 私自身 歌ですくわれた一人です。 歌はすばらしい!! 7月16日に湯別メインストリートが 全国へ 飛び立ちます。 ストファイから また新たなアーチストが 沢山出るための 『力』 そんなすばらしい お仕事!! 古川さんガンバ!! 北海道取材ではお世話になる 梅原さん ガンバ!! スタッフ ガンバ!!
投稿者: ぽんた | 2008年07月03日 00:40
日時: 2008年07月03日 00:40